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2011年10月24日

乗り越える力

『生きる力とは、成功を続ける力ではなく、失敗や困難を乗り越える力だ』

          松井秀喜 「不動心」より
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私の高校2年のこの日に91歳で亡くなった祖父の命日。
祖父は、一旗揚げようと、アメリカに行くつもりで船に乗ったという。
ついたところは、シンガッポール。
よく働き、ゴム農園を任されるまでになったと聞く。
ゾウが襲ってくるのを、何㍍か高くなった、たたみ数枚ほどある木の切り株の上からにゾウの群れが来ないように鉄砲を撃ったり火を焚いたりしたという話を聞いた。
母親の危篤という知らせで、日本に帰り、今の家を建てたり、山を買ったりしたようだ。
私の幼児のころは、牛を飼っていて、毎日草を刈り、牛に食べさせていたように記憶する。
私の小学生の頃は、毎日庭掃除をして、その落ち葉で焼きいもを作って待っていてくれた。働くばかりの人で、腰が丸く曲がっていた。唯一の楽しみが相撲であった。
高校二年の中間テストの時だった。一日中暑い中で、木に刺さっている釘などを抜いたりしたことで疲れ横になったように記憶する。
寝込むということもなく天寿を全うするかごとく、家族全員が見守る中で息を引き取った。兄が言うには、無くなる寸前に、自分が死んだら耳などにワタをつめるのだと、身振りで示したという。
私の覚えているのは、最後まで、眼をしっかり開き、私を静かに見つめていたこと。
見事すぎるほどの息の引き取り方。

亀吉さん

・・・・今では、このような名前は、聞きませんねえ。
幸せになってほしいの親の願いが入っている名前なのでしょうねえ。

南無阿弥陀仏  
Posted by プラス at 00:08Comments(0)