2012年09月10日
六 然
【六 然】
自處超然(ちょうぜん<自ら処すること超然>)
自分自身に関してはいっこう物に囚われないようにする。
處人藹然(あいぜん<人に処すること藹然>)
人に接して相手を楽しませ心地良くさせる。
有事斬然(ざんぜん<有事には斬然>)
事があるときはぐずぐずしないで活発にやる。
無事澄然(ちょうぜん<無事には澄然>)
事なきときは水のように澄んだ気でおる。
得意澹然(たんぜん<得意には澹然>)
得意なときは淡々とあっさりしておる。
失意泰然(たいぜん<失意には泰然>)
失意のときは泰然自若(じじゃく)としておる。
私はこの「六然(りくぜん)」を知って以来、
少しでもそうした境地に心身を置きたいものと考えて、
それとなく忘れぬように心がけてきたが、
実に良い言葉で、まことに平明、
しかも我々の日常生活に即して活きている。
『安岡正篤 一日一言』より(致知出版社刊)
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自處超然(ちょうぜん<自ら処すること超然>)
自分自身に関してはいっこう物に囚われないようにする。
處人藹然(あいぜん<人に処すること藹然>)
人に接して相手を楽しませ心地良くさせる。
有事斬然(ざんぜん<有事には斬然>)
事があるときはぐずぐずしないで活発にやる。
無事澄然(ちょうぜん<無事には澄然>)
事なきときは水のように澄んだ気でおる。
得意澹然(たんぜん<得意には澹然>)
得意なときは淡々とあっさりしておる。
失意泰然(たいぜん<失意には泰然>)
失意のときは泰然自若(じじゃく)としておる。
私はこの「六然(りくぜん)」を知って以来、
少しでもそうした境地に心身を置きたいものと考えて、
それとなく忘れぬように心がけてきたが、
実に良い言葉で、まことに平明、
しかも我々の日常生活に即して活きている。
『安岡正篤 一日一言』より(致知出版社刊)
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Posted by プラス at
21:21
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